2015年9月13日

　こんにちは！大学4年のミズノです！専門はバイオテクノロジーでその中でも、「酵母」を専攻にしております。
　まず、酵母って何だろう・・・って方も多いかと思いますので簡単に説明しますね。
　パン酵母、ビール酵母など聞いたことがある人も多いかと思いますが、酵母とは直径5～10ミクロン（1ミクロンは1mmの1/1000）という小さな単細胞です。生き物ですよ。なんと古代エジプトの時代からパンやビールなど人類の食生活にしっかり結びついているんです！と、同時に人に悪さをする病原菌になる個体もいます。
　読者の皆さんも、大学生になってお酒を嗜み始めた方が多いと思います。そこで、お酒の生成に必要不可欠な酵母について説明してみたいと思います！まず、どんな酵母を使っているのかです。日本酒を例に説明してみますね。日本酒（清酒）で使われる酵母は協会酵母と呼ばれる、日本全国から選抜した優良酵母が中心です。協会酵母の他には花酵母というものがあり、「なでしこ」、「マリーゴールド」、「カーネーション」などの花から酵母が作られるそうです。
　次にどのように酵母が働いているか簡単に説明してみます。酵母は有機物（食物）に含まれる「糖質」をエサにして、それを「アルコール」と「炭酸ガス」に分解しながら、分裂、成長していきます。この状態を「発酵」と言います。（下の図参照）

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　ゆうじい
　大学生

　生物化学、その中でも酵母を専門としてます。
　ちなみに、パンを作る酵母じゃないですよ←
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